CDなど

眠れぬ夜にバッハを

え〜、別に地震が恐くてとかではなく、ただ眠れないだけです。
なので久々にCD紹介を。
最近バッハづいております。

まずはマタイ受難曲から。

Bach,J.S.: St Matthew PassionBach,J.S.: St Matthew Passion

アーティスト:Bach,Collegium Vocale,Herreweghe
販売元:Harmonia Mundi Fr.
発売日:2010/05/11
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ヘレヴェッへ指揮、コレギウムヴォカーレ。新盤。
これを聞くことが最も多いでしょうか。
劇的で激しい演奏です。その分体力も使います(笑)。

ヘレヴェッへは以前にも録音しています(アフィリエイトが無かったのでご容赦を)。
そちらは安定感があります。際立った特徴が無いとも言えますが、合唱もソリストも上手く、安心して聞ける一枚(いや三枚組なんだけど)です。


次。


【送料無料】Bach, Johann Sebastian バッハ / J.S.バッハ/マタイ受難曲 バッハ・コレギウム・ジャパン 【CD】 【送料無料】Bach, Johann Sebastian バッハ / J.S.バッハ/マタイ受難曲 バッハ・コレギウム・ジャパン 【CD】


販売元:HMV 楽天市場ストア

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鈴木雅明指揮バッハコレギウム・ジャパン。
世界に誇れる日本一のオケ&合唱団だと思います
「鞭に打たれ」等のような時は激しく、イエスを安らかな眠りにつかせる最終曲は静かに、深く。
毎年受難節には聖金曜日の受難曲コンサートを聴きにいっています。がっ今年は無いんだそうなんで〜


次。

 Matthus Passion - BWV 244: Recitativo (Soprano): Wiewohl Mein Herz In Trnen Schwimmt Matthus Passion - BWV 244: Recitativo (Soprano): Wiewohl Mein Herz In Trnen Schwimmt
販売元: iTunes Store(Japan)
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コープマン指揮アムステルダムバロックオーケストラ。こちらは2005年に出た新盤。
リュートらしき楽器が入っていて、面白い音を聞かせてくれます。そして合唱のソプラノが特に美しい!DVDもあります。必見!

Bach, Johann Sebastian バッハ / Matthaus-passion(Hlts): Koopman / Amsterdam Baroque.o, Kooy, Schlick 輸入盤 【CD】 Bach, Johann Sebastian バッハ / Matthaus-passion(Hlts): Koopman / Amsterdam Baroque.o, Kooy, Schlick 輸入盤 【CD】

販売元:HMV 楽天市場ストア
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こちらは旧録音。コープマンはチェンバロでは楽しく明るい音を聞かせてくれますが、宗教曲になると意外にしっとりとしています。新盤は結構さくさくしてますが、こちらは超しっとり寝癖心配なしトリートメント!ってとこでしょうか。これも捨てがたいですね。


次。

 St. Matthew Passion, BWV 244: No. 65, Aria (Bass): St. Matthew Passion, BWV 244: No. 65, Aria (Bass): "Mache dich, mein Herze, rein"
販売元: iTunes Store(Japan)
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ガーディナー指揮モンテヴェルディオーケストラ・合唱団。
これの特徴はとにかく合唱が上手い
まさに統制のとれた軍隊のごとし、凛とした演奏です。
敢えて難点を言うなら、「そこで一息入れてほしいのに〜」という時に流しているところでしょうか。もちろんわざとですから、好みの問題です。
でも第29曲の美しさは例を見ません。


次。
マクリーシュ指揮ガブリエルコンソート&合唱団。
こちらもアフィリが無かったので画像はご容赦を。
これは他と全然違います。各パート一人ずつなんです。合唱じゃない。
やっぱり私は、先に述べたような合唱の方が落ち着いて聞けて好みです。
でも時々無性に聞きたくなるんですよね。


ここまで読んで下さって気づいた方もいらっしゃると思いますが、私はオリジナルオケ(バッハの時代の様式の楽器を再現して使うオケ、人数も少ない)が好きなんです。
コンパクトでまとまりがあり、合唱が洗練されている。
モダンオケが嫌いって訳じゃないんですけどね…


さて、外してはいけないモダンオケ。

 J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV244 J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV244
販売元:セブンネットショッピング(旧セブンアンドワイ)
セブンネットショッピング(旧セブンアンドワイ)で詳細を確認する

カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団&合唱団。
多くの方が決定盤と推す演奏です。
でも…正直大仰で合唱も上手くなく(そこがいいらしいんですが)、私の好みではありません。
フィッシャー=ディースカウのバリトンが聞きたい時に引っ張りだすくらいでしょうか。
もちろんこれは一個人の感想であって、この演奏を非難するものではありません。
ただ、音楽評論家の吉田秀和氏が「この演奏のペテロの否認の部分で泣かない者は音楽を聴く必要がない人である」というのには反感を感じます。そんなの個人の勝手じゃないか


さてさて話を穏やかに戻して。

バッハ:マタイ受難曲(全曲)バッハ:マタイ受難曲(全曲)


アーティスト:クレンペラー(オットー),フィルハーモニア合唱団,シュワルツコップ(エリザベート),ルートヴィヒ(クリスタ)

販売元:EMIミュージック・ジャパン

発売日:2008/06/25
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オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団・合唱団。
私が初めて買ったマタイです。
何度聞き倒したことか…思い出深い。
フィッシャー=ディースカウのイエスが素晴らしい。
半年間くらいはこれしか持っていなかったので、他のを入手した時にその速さに驚きました。
これ、超重く遅いのです。重厚。
でも好きだな。このところオリジナルオケにべったりでしたが、久しぶりに聴きたくなりました。

ふう、本当はもっと書きたいのもあるしヨハネも書きたかったんですが、夜が明けてしまいます。
今回はこれでおしまい。

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どぼこん

ドボコン。

ドヴォルザークのチェロコンチェルトです。
言わずと知れた名曲。
「ドヴォルザークのチェロ協奏曲」と聞いてピンとこない人でも、曲を聴けば「ああ、これね~」とわかるはず。

大好きな曲の一つです。
CDも何枚集めたことやら

でも、以前はあまり好きではありませんでした。
チェロ自体あまり好きではなかったし(ヴァイオリンほど小回り利かず超絶技巧が楽しめないから)、民俗的なメロディーもなんだか大衆向けな感じがして。

チェロが好きになったのは2年前くらいでしょうか。
ヴァイオリンには無いチェロのふくよかさ、豪胆さに気づきました。
バッハの無伴奏、シューベルトのアルペジオーネソナタ、エルガーの協奏曲…いろんなチェロ曲聴くうちに、ドラマティックなこの曲も好きに。

体いっぱい振り絞るようなジャクリーヌ・デュプレ、さらりとスッキリしたフルニエ、歌うヨー・ヨー・マ、さすがの技術シュタルケル…
もっともっとたくさん、それぞれの名演があります

中でも私の一押しは、ロストロポーヴィチ.Vc & カラヤン/ベルリンフィルのこれ。

ドヴォルザーク:チェロ協奏曲、他 ドヴォルザーク:チェロ協奏曲、他

アーティスト:ロストロポーヴィチ(ムスティスラフ)
販売元:ユニバーサル ミュージック クラシック
発売日:2007/11/21
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ロストロポーヴィチにカラヤンにベルリンフィルって、まーー豪華というか狙いすぎというか(笑)
スター勢ぞろいです
曲が大衆的でキライとか言ってたくせに。

この盤の特徴といえば何といってもロストロポーヴィチのチェロ。
超弱音からチェロならではの大音量まで駆け上がる第1楽章のソロ部分なんてもう豪快豪快!
全楽章通してもた~っぷりと弾いてくれてます。
例えて言うなら、分厚い霜降り牛を天ぷらにしてバターソースかけてます、ってくらいこってり油ギッシュ。

ロストロポーヴィチには他にもドボコンの録音があります。
でもこれが一番コテコテで満腹!!
また、カラヤンもそれにぴったりですしね。
おススメであります。

ヴァイオリン(モダン)はシェリングやミルシテインといった、凛としてすっきりしたタイプが好きですが、チェロは反対にこってりが好み。
思いっきりやっちゃってほしい。
あ、でもサラリとした貴公子的なのもやっぱりいいな…

まあともかく。
ドボコン好きな方には、ぜひ聞いて頂きたい録音です。

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ラ・フォリア

ラ・フォリアのCDの紹介です。

ラ・フォリアは元々舞曲で、昔はやったそう。

編曲も沢山ある旋律の変奏曲です。
ヴァイオリン習ってる人ならコレッリの曲、ピアノならラフマニノフの「コレッリの主題による変奏曲」でご存知の方も多いはず。
ラフマニノフは「コレッリの主題」と言ってますが、実際には「ラ・フォリア」の旋律を使った曲はそれ以前から色々あり、コレッリはその一例です。


昔の曲が聴けるCDとしては、こんなものがあります。

La Folia, 1490-1701La Folia, 1490-1701

販売元:Alia Vox
発売日:1999/02/09
Amazon.co.jpで詳細を確認する

第2弾として出た物。

Altre Follie, 1500-1750 [Hybrid SACD]Altre Follie, 1500-1750 [Hybrid SACD]

販売元:Alia Vox
発売日:2005/12/13
Amazon.co.jpで詳細を確認する


'Altre Follie'は「他のフォリア」とかそんな意味だそうです。

どちらも美しいジャケットですね

コレッリやラフマニノフを聞いていると、フォリアの旋律は哀愁漂うイメージ。
ですが、’La Folia’や’Alte Follie’に収められている曲を聴くと、舞曲だったのが分かります。
打楽器入りだったり、リズムがあったり、ヴァイオリンもノってたり。

両方ともオリジナル楽器による演奏で、ヴァイオリンはもちろん、リュートなども入っていて、古風で雅な曲があります。


色々有名でない古楽の作曲家のが入ってます。
古楽好きさんにおすすめ。

Alte Folie の方には、おなじみコレッリや、ヴィヴァルディの曲もあります。
ヴィヴァルディも「ラ・フォリア」作曲してたんですね。
他の曲も、「へえぇ〜こんな曲もあったんだ」という感じ。

基本的にはどれも同じ旋律の曲が並んでいる訳ですが、哀愁漂うイメージだけじゃないんです


オーディオマニアではないので詳しくは語れませんが、どちらも良い録音だと思います。
繊細な音まで聞き取れますよ


古楽及びオリジナル楽器好きさん、コレッリの主題に興味がある方、一度お聴きになってみてはいかがでしょう

新しい発見があるかもしれませんよ

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ルービンシュタインのショパンとXRCD

ショパンって苦手です。
なんだか、
「男らしくキリッとせんかい!!」(ジェンダー問題には触れないで下さい…)
とか言いたくなってしまって。
まあそう言ってもベートーヴェンやブラームス交響曲1番みたいの苦手ですけどね…。

そんな私が数少なく好むショパン演奏が、アルトゥール・ルービンシュタインのもの。ユンディ・リのような、
「ショパンはこうでなくっちゃ
的なきらびやかな演奏ではありません。
男気あふれるショパンとでも言いましょうか。
ショパン苦手な人には、一度聞いて頂きたいです


で。

ルービンシュタイン・ショパンのCDならどれが好きか。
ぜっったいコレを推します。

ショパン:ピアノ・ソナタ第2番「葬送」&第3番 [xrcd]ショパン:ピアノ・ソナタ第2番「葬送」&第3番 [xrcd]

アーティスト:アルトゥール・ルービンシュタイン
販売元:日本ビクター
発売日:2003/10/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する


XRCDという、ふつうのCDプレーヤーで聞けるけど超高音質な、ビクターのスンバラシイ技術のCDです。


安いからって間違っても

ショパン:ピアノ・ソナタ集&幻想曲ショパン:ピアノ・ソナタ集&幻想曲


アーティスト:ルービンシュタイン(アルトゥール)

販売元:BMG JAPAN

発売日:2007/11/07
Amazon.co.jpで詳細を確認する


↑コレを買っちゃあいけません
iPodで圧縮した音を聞いても違うんです。

2番の葬送行進曲のゾクゾク感、3番の終楽章の気が狂いそうなほどの緊張感。
同じ録音でも、全然違います。


高音質と言えばSACDが全盛ですが、私はXRCDが好きです。(SACDプレーヤーも持ってるけどさ)
2つの違いを素人感覚で言いますと、

 ・SACD…繊細で細かい音まで正確に拾う。全ての音をもらさず、精密機械的。専用プレーヤーが必要なのが難点。

 ・XRCD…「正確さ」以上に「臨場感」に重点を置いている。目の前で自分のために演奏されてる感じ。普通のCDプレーヤーで再生できるのが利点だが、お値段がはる上種類も少ない…

です。


詳細、発売リストはこちらで。
XRCDのHP

All about オーディオ・ビジュアルの紹介記事


いい録音もいっぱい出てるけど、もっともっと出して〜〜というのが願いです。
Victorさん、素晴らしい技術をお持ちなのだから頑張って

<その他、おススメXRCD

ルービンシュタイン、ラフマニノフ2番かっこよすぎ!!

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番/リスト:ピアノ協奏曲第1番 [xrcd]ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番/リスト:ピアノ協奏曲第1番 [xrcd]


アーティスト:ルービンシュタイン(ピアノ),シカゴ交響楽団

販売元:日本ビクター

発売日:2004/11/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する


古楽器好きですが、モダン楽器のコレ↓は愛聴してます。

バッハ:管弦楽組曲第1番&第2番 [xrcd]バッハ:管弦楽組曲第1番&第2番 [xrcd]


アーティスト:ジャン=フランソワ・パイヤール

販売元:日本ビクター

発売日:2005/07/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する


バッハ:管弦楽組曲第3番&第4番 [xrcd]バッハ:管弦楽組曲第3番&第4番 [xrcd]


アーティスト:ジャン=フランソワ・パイヤール

販売元:日本ビクター

発売日:2005/07/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する


特別好きじゃない曲が大好きになった1枚。
3・4楽章、これぞXRCDナリ

サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン」(XRCD+SHM-CD)サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン」(XRCD+SHM-CD)


アーティスト:ボストン交響楽団 ミュンシュ(シャルル)

販売元:ビクタークリエイティブメディア

発売日:2008/08/29
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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ブラームス:4手のためのピアノ曲全集 (Brahms : Four Hand Piano Music)

CDのことでも書こうと思いまして。
何からにしよう。
好きな演奏家のもの?
思い入れがあるCD?
おすすめの曲?

迷った結果、「最近買っちゃったもの」を。iTunesでダウンロードですが。

ブラームスの4手のためのピアノ曲全集、NAXOSから出てるシリーズです。
演奏者は Silke-Thora Mattthies & Christian Köhn (ジルケ=トーラ・マティース & クリスティアン・ケーン)。
このシリーズは全てこのデュオが演奏しています。

現在おそらく第17集まで発売中。
交響曲や室内楽の編曲、4手ピアノが元になった曲などを取り上げてます。
こういう企画はNAXOSならでは。とにかく網羅。

このシリーズ、ピアノ協奏曲1番や交響曲3、4番は「1台4手(連弾)版」と「2台ピアノ版」の両方録音してたりするんですよ。
私はまだ一方ずつしか聞いてませんが、聞き比べたい。うずうず。
そこまで自分の曲を編曲するブラームスがマニアックなのか、CD作っちゃうNAXOSがマニアなのか、買っちゃう人がそうなのか。

今回買ったのは、第13集・弦楽六重奏曲第1番、2番。

Brahms: Four Hand Piano Music, Vol. 13 Brahms: Four Hand Piano Music, Vol. 13

販売元:Naxos

発売日:2005/02/22
Amazon.co.jpで詳細を確認する

(↑ iTunes Music Store、NAXOSのカタログサイトで視聴できます)

精神的に疲れると、ブラームスの室内楽が聞きたくなります。
このところぐたーっとしながら、ピアノトリオや弦楽〜重奏なんかを聞いてまして。
で、有名な六重奏曲1番を何種類か聞いてたら、
「NAXOSのピアノ版も聞きたいなあ」
とふと思って、ダウンロード。
そこそこしたCDプレーヤー&ヘッドホンでじっくり聴きたい曲はCDを購入しますが、ちょっと聞きたいくらいの曲は(できれば)ダウンロードしてもっぱらiPodです。

で、このCD。弦楽だけのをピアノで弾くのは利害どちらもあります。
伸びやかな音やビブラートは弦の良いところ。
透明感のある音や和音の濁りが少ないのはピアノの良いところ。

第1番、Op.18。

第1楽章は意外にハマってていいです。
冒頭なんてピアノトリオ1番を思い起こさせるような幸福感が出てます。
連弾の不自然さも少なく、よくまとまっている感じ。

有名な第2楽章はやっぱりきついなあ。
あの演歌と言うか歌謡曲チックな湿り気の間に、「救い」のような美しいメロディーが入ってくる。
それが好きなんですが、この楽章はピアノ向きじゃない。リズムの問題もあるでしょうね。

第3楽章スケルツォ。これは連弾向きですね。
長調のスケルツォってだけで楽しそうですもん。

第4楽章もまた美しいフレーズから始まります。
ピアノの透明感と転がすような音が心地よく。
編曲っぽさは否めないものの、全然アリの範囲。

第2番も悪くないです。特に2楽章の静かで哀愁漂う部分とか、3楽章のリズム感とか。
でも好きな1番を中心に聞いてしまうんですよね。

この「4手のための〜」シリーズ、曲は好きなのに弦は苦手とか、もっとシンプルにオケの曲を聞きたいという方にいいかもしれません。あと連弾好きさん。
私は単なる興味本位です(笑)
気づけば今発売されてる17集のうち10集も所有…。
いや、NAXOSの煽り文句(CDのオビや、視聴できるホームページ上の解説)がイイのですよ。

「強奏の保続音が頻出するような場面では、ヤケクソにならざるを得ないところもありますが(それもまた一興!)」(ピアノ協奏曲連弾版)
「数多くある交響曲の中でも最も『コテコテに暑苦しい』というに相応しい、熱っぽい展開が魅力のブラ1をピアノ連弾で弾いたらどうなるか? その答えがここにあります。」(交響曲第1番)

などなど…。売る気があるんだか、ないんだか。
取りあえず面白くて私のツボです。

NAXOSの魅力は廉価版で色々聞ける(しかもそんなに悪くない演奏)だけではないのですよ〜
この解説のくだらなさと言ったら! もうファンですよ。
まじめなのも多いですが、どうもブラームスのはヘンなのが多いです。
NAXOSの前を通ったら、ぜひオビをチェックしてみて下さい。
コレ書く人になりたい…

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