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名手達による究極の室内楽(2011.7.6、浜離宮朝日ホール)

知り合いのミッテンヴァルトレーベルの社長さんからチケットを頂いたので、行って来ました。
東日本大震災チャリティーコンサートです。
本来ならスイスの楽団が来日する予定だったのが、政府から震災や放射能の影響でストップがかけられたそうです。
そこで、ミッテンヴァルトさんと縁のある雄志達が、自分に出来ることは無いか、と集まったそうです。

曲目はモーツァルトのピアノ四重奏曲第1番、メンデルスゾーン弦楽八重奏曲。そしてアンコール代わりなのか、始めに数曲演奏されました。曲名は忘れましたが、美しい曲ばかり。

メンバーは、
小森谷泉(ピアノ)、木野雅之(ヴァイオリン)、鷲見恵理子(同)、鳩山曜子(同)、武田章寛(同)、大野かおる(ヴィオラ)、松実健太(同)、高橋梓(同)、山下泰資(チェロ)、香月圭祐(同)
です。(敬称略)

まずはモーツァルト。
これは美しい!何がってピアノ!!小森谷さん、出しゃばらず、かつ他の楽器をしっかりサポートしてる。ペダルさばきも自然で素晴らしい。
曲もいい曲ですね。
第一楽章は緊張感のある第一主題から始まり、穏やかな第二楽章、そして三楽章の明るいロンドで終わる。
モーツァルトって天才なんだなあ、と思わせられました。

メンデルスゾーン。う〜ん、これは8人もいらんのではないか、カルテットでいいのでは?という感じです。
メンデルスゾーン苦手だし。まあ寝ないで聞けましたが。
この曲では大野さんのヴィオラが中々良かったです。
ヴィオラってヴァイオリンとチェロに挟まれて目立ちませんが、この曲ではちょっと目立つ所がありました。
ヴィオラっていいなあ。


やはりアンコールは無し。
ちょっと寂しい。

でも収穫もありました!
小森谷さんのピアノです。
スタインウェイってちょっともこっとした音だよな〜と思ってたら、なんと言う透明感と柔らかさ!!
スタインウェイと同化したような音の響き。
CDは出してないようですが、ぜひ出して欲しい!

そんなこんなでコンサートは終わり。
ああ、満足。やっぱり生は違いますね。


ちなみに、主催者のミッテンヴァルトもよろしく!残念ながら店舗は閉まってしまいましたが、レーベルでの活動は知られざる曲を出していて、意欲的です。ぜひホームページを見てみてください。

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コンサート記録」カテゴリの記事

コメント

かわやなぎさん こんにちは。
ジャズ好きな夫のおかげでジャズピアノは良く聴きます。
といっても、CDですが・・・
コンサートには行ったことないので、チャンスがあれば行きたいですね。
クラシックピアノもたま~に・・・・無知で詳しくは分かりませんが
なかなか良いです^^v

今日は、俗っぽいですが
フジコ・フェミングさんのピアノを聴きながら家事をしました。

投稿: チーちゃん | 2011年7月 8日 (金) 14時14分

チーちゃんさん、こんにちは。

ジャズは聴きたいと思っているのですがどれを聞いたらいいのやら…。まずは初心者向けの名曲集かな?
ジャズでもクラシックでも、コンサートは是非行ってみて下さい!
やっぱり生の演奏はドキドキします。
詳しく知らなきゃいけないなんてこと全然ないんですよ。
下手に知ってると、批判ばかりでつまらなくなってしまいますから。

フジコさんのピアノは迫力あってとても特徴的ですね。
コンクール優勝者だけが素晴らしいとは限りませんよ

投稿: かわやなぎ | 2011年7月 8日 (金) 15時07分

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