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受難の春

今年はバッハ・コレギウム・ジャパンによる聖金曜日の受難曲コンサートがありませんでした
毎年楽しみにしてたのになあ。

その代わりと言っては何ですが、「ヨハネス・カントーレス」という、バッハ・コレギウム・ジャパンのカウンターテナー、青木洋也さん率いる団体のヨハネ受難曲を、土曜日に聞きに行きました。
大久保の淀橋教会での演奏会でした。とてもきれいな造り。
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半分アマオケかと思ってたら、ところがどっこい、上手いじゃありませんか〜。
ソプラノの藤崎さん、バスの浦野さんが素晴らしい(このお二人もバッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーです)。
実は浦野さんってあんまり好きじゃなかったんです。でもこのソロは良かった!
青木さんは弾き振りならぬ歌い振りです。自分のソロの番になるとくるっと回転して歌い出す。指揮ぶりが派手なだけになんかおもろい(笑)。最初のアリアは本調子でなかったけれど、次は美しかったです。
もちろん、合唱も良かった。
あっという間に終わってしまった感じがするほど。
その日の夜中まで、頭の中がヨハネでいっぱい。

しかし!次の日は頭を切り替えねばなりません。
なぜなら日曜はすみだトリフォニーホールで東京J.S.バッハ合唱団によるマタイ受難曲があるから!
当日券B席2500円、でも中々いい席が取れました。

まず始まった瞬間に…「重っ」と思いました。
古楽器オケはさくさくしてて、結構早いのに慣れてしまっているので。
全体の感想は…「下手」。まあ2500円でマタイが聴けるならって位です。
ソリストたちは思い入れたっぷりすぎるし、合唱も無駄に人数多くて統率がとれてない。
器楽のソロもボロボロ…。
何より指揮がよろしくない。狙ってやってるんだろうけど、無駄な緩急が多すぎ。
私はなるべく甘い評価をしますが、今回ばかりはちょっとねえ。
終わってからも頭の中をこだまするのは前日のヨハネでした。

いや〜でも連日で受難曲聴けるとは。それだけでも幸せか。
スカイツリーも近くで見れました。
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因に、日曜は朝イチで投票所に行き、相方に洗濯をさせ、早めに家出てお花見をしました。
これは神田川。
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満開、ちょっと散りかけなのが美しい。

そして椿山荘へ。
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色んな花が咲いています。

花見と言えばスイーツ!
椿山荘のカフェでケーキセットを。
私が食べたのはイチゴと桜のシャルロット。
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相方は桜のムース。
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どちらも美味しかったです

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