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遺族の思いはどこへ向けたら…?

<土浦殺傷公判>「無期なら殺し続ける」被告、早期死刑主張
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090603-00000123-mai-soci


被告は死刑になるために犯罪を犯したと言うそうです。
確かに、死刑になってもおかしくない事件です。
自殺が怖くて出来ないから、他人を殺す。
全くもって理不尽で身勝手な行為です。


この場合、ご遺族や被害者の方の思いはどこへ向けたらいいんでしょうか。

死刑を望む方もいらっしゃると思います。
しかしそれでは犯人の狙い通り…
やるせない思いなのではないでしょうか。


被告は
「裁判にこんなに時間がかかるとは思わなかった」
という趣旨のことも述べているそうです。
裁判だけではありません。
たとえ死刑に決まっても、拘留期間がどれだけ長くなるかわからないのに。
(因に、死刑の場合は懲役ではなく「死刑」が刑であるため、刑務所ではなく拘置所に収容されます。)


反省も全くみられない裁判を、どんな思いで見続けたら。
このような犯人に対しどんな刑を望むのか。

ご遺族・被害者の方の気持ちが思いやられます。

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コメント

裁判員制度が始まり、いつ自分がそんな判決の場に参加させられるか分かりませんね。

私は必ずしも死刑反対ではありません、誰が見ても情状酌量の余地の無い理不尽な事件ってあるもの~。

死刑の執行がされずに拘置されたままだと、使われる税金もかさみますし。

でも、人が人を殺すことは裁かれるべきですが、人が人を裁くことも難しいことですね。

投稿: ば~ば | 2009年6月 4日 (木) 11時10分

ば〜ばさん〜

本当に、人が人を裁くことは難しいですね。
裁く相手のこと、事件の全貌、全てを知り尽くすなんてあり得ませんし。

私も死刑反対ではありません。
でも、外国のように禁固150年、などという方が厳しい罰に思えたりもします。
そんなことをしていたらどんどん囚人も増えるし税金もかかる…
悲しいですね。

投稿: かわやなぎ | 2009年6月 5日 (金) 23時05分

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