ルービンシュタインのショパンとXRCD
ショパンって苦手です。
なんだか、
「男らしくキリッとせんかい!!」(ジェンダー問題には触れないで下さい…)
とか言いたくなってしまって。
まあそう言ってもベートーヴェンやブラームス交響曲1番みたいの苦手ですけどね…。
そんな私が数少なく好むショパン演奏が、アルトゥール・ルービンシュタインのもの。ユンディ・リのような、
「ショパンはこうでなくっちゃ」
的なきらびやかな演奏ではありません。
男気あふれるショパンとでも言いましょうか。
ショパン苦手な人には、一度聞いて頂きたいです
で。
ルービンシュタイン・ショパンのCDならどれが好きか。
ぜっったいコレを推します。
![]() | ショパン:ピアノ・ソナタ第2番「葬送」&第3番 [xrcd]
アーティスト:アルトゥール・ルービンシュタイン |
XRCDという、ふつうのCDプレーヤーで聞けるけど超高音質な、ビクターのスンバラシイ技術のCDです。
安いからって間違っても
![]() | ショパン:ピアノ・ソナタ集&幻想曲
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↑コレを買っちゃあいけません
iPodで圧縮した音を聞いても違うんです。
2番の葬送行進曲のゾクゾク感、3番の終楽章の気が狂いそうなほどの緊張感。
同じ録音でも、全然違います。
高音質と言えばSACDが全盛ですが、私はXRCDが好きです。(SACDプレーヤーも持ってるけどさ)
2つの違いを素人感覚で言いますと、
・SACD…繊細で細かい音まで正確に拾う。全ての音をもらさず、精密機械的。専用プレーヤーが必要なのが難点。
・XRCD…「正確さ」以上に「臨場感」に重点を置いている。目の前で自分のために演奏されてる感じ。普通のCDプレーヤーで再生できるのが利点だが、お値段がはる上種類も少ない…
です。
詳細、発売リストはこちらで。
XRCDのHP
いい録音もいっぱい出てるけど、もっともっと出して〜〜というのが願いです。
Victorさん、素晴らしい技術をお持ちなのだから頑張って
<その他、おススメXRCD>
ルービンシュタイン、ラフマニノフ2番かっこよすぎ!!
![]() | ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番/リスト:ピアノ協奏曲第1番 [xrcd]
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古楽器好きですが、モダン楽器のコレ↓は愛聴してます。
![]() | バッハ:管弦楽組曲第1番&第2番 [xrcd]
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![]() | バッハ:管弦楽組曲第3番&第4番 [xrcd]
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特別好きじゃない曲が大好きになった1枚。
3・4楽章、これぞXRCDナリ
![]() | サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン」(XRCD+SHM-CD)
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